2024年も終了!そろばんや暗算が出来るようになるには週に何回練習する?
こんにちは!なつみです。
2024年も終わりが近付きましたね。
年内の授業は28日で無事に全て終了しました。
皆さんは今年はどんな年でしたか?
私は受講生の人数が増え、新しい試みもあり忙しくも楽しく過ごせた1年でした!
ある受講生からは、お手紙が届いたり、ディズニーのお土産のお菓子やスタバチケットを頂きました。
授業時間以外で受講生や保護者様との繋がりが増えることが多くなり嬉しいですね♬.*゚
そしてある受講生とは直接会って、一緒に遊びました(*ˊ˘ˋ*)♪
普段はオンラインなので表情が見えませんが、直接会ってからは受講生とも保護者様ともかなり打ち解け、今では授業後によく雑談までしていますね笑
打ち解けるとお互いに授業も楽しくなりますし、受講生も私に対して質問などをしやすい環境になりますね!
さてさて、開講当初から入塾してくれている受講生たちは、早いもので1級〜3級まで順調に進級しています。
当塾に所属する受講生は9割がマンツーマンレッスンなので、出来ない所や苦手なところを重点的に潰していき、徐々に出来るようになっていく成長過程を見るのが楽しいですね。
皆さんはそろばんを習うにあたって、何を目標にしていますか?
- 暗算が出来るようになりたい
- 速く計算出来るようになりたい
- 〇級や〇段を目指したい
- 数字に強くなりたい
- 算数や数学の苦手意識を無くしたい
- そろばんや暗算で一目を置かれたい
- 集中力を身につけたい
- 脳トレ・知育をしたい
だいたいこの辺りが目標の方が多いでしょうか。
最後の2つについては、継続してそろばんの練習を行えば、身につく内容です。
なので継続的に受講や練習をして、そろばんや暗算の練習を習慣化することを目標に頑張りましょう。
残りの6つについては、日常生活に役立つような暗算力・計算力を身につけるためには1級以上が必要です。
なぜ1級かというと、そろばんは、1級までは新しく覚える内容があり、1級まで進級してやっと全ての基礎の計算方法を習得できます。(⚠日商の場合)
また「暗算を日常生活で使える状態」になるには、暗算で3桁15口の計算が出来る必要があります。
- 暗算10〜7級⋯最小1桁3口〜最大1桁5口
- 暗算6〜5級⋯1桁〜2桁の混合 5口
- 暗算4級⋯2桁5口
- 暗算3級⋯3桁5口
- 暗算2級⋯3桁7口
- 暗算1級⋯3桁10口
- 有段位⋯最小4桁10口〜最大8桁10口
暗算1級合格後〜有段位でようやく3桁15口が出来るようになります。
日常生活で使う計算の代表例がお金の計算ですが、暗算4級で2桁5口が出来る状態なので、あまり日常生活での使い道はありませんよね。(2桁5口→何十円を5回足したり引いたりする)
3桁15口が出来るようになれば、2桁(何十円)・3桁(何百円)の計算については、何個でも計算が余裕です。
4桁(何千円)の計算なら3〜5個くらいであれば計算可能、5桁(何万円)の計算は、日常生活で使う分なら「合計7,296円買って1万円出すとおつりは?」「家賃などの固定費の計算」くらいですので、3桁15口が出来る人であれば、大きい数の暗算方法を知っているので暗算で計算することが可能です。
このような日常生活での計算を難なく出来るようになるためにも、1級〜有段位の練習期間を出来るだけ長く確保する必要があります。
大半のそろばん経験者が1級取得時もしくは1級取得前に辞めてしまうので、「段位を持っている」というだけで一目置かれます!
あまり大きな声では言えませんが、以下の表をご覧いただければわかりやすいのですが、1級を合格した人は、2段くらいまでであれば、練習量や質を変えることなく、スムーズに取得可能です。
ちなみに1級と有段位は、問題の難易度や桁は全く変わりません。
制限時間 各10分 | かけ算 | わり算 | 見取算 |
1級 | 20問解き 16問以上正解 | 20問解き 16問以上正解 | 10問解き 8問以上正解 |
準初段 | 18〜19問正解 | 18〜19問正解 | 9問正解 |
初段 | 20〜21問正解 | 20〜21問正解 | 10問正解 |
準二段 | 22〜23問正解 | 22〜23問正解 | 11問正解 |
二段 | 24〜25問正解 | 24〜25問正解 | 12問正解 |
子供の習い事では、どうしても小・中学校卒業などの節目に辞めることになるのが大半なので、辞める1〜2年前には1級を取得し、残り1〜2年で有段位の練習に取り組めば、ある程度の日常生活の計算も、電卓に頼ることなく計算が可能となります。
個人差はありますが、授業を含めて週に3時間以上の練習を行うと2〜4年で1級まで進級する可能性が格段にあがります。
1番良いのは、1回60分の授業を週に3〜4回受講することです。
実際に、年齢関係なく卒業生および在籍者の中には、初心者から習い始めて1年で1級〜有段位に進級している受講生も複数います。
該当の受講生は、週3時間以上の練習量をクリアしている受講生たちです。
ですが、他に習い事をしているなどで、なかなか週に3回以上受講が出来ないご家庭の方が多いでしょう。
その場合は、授業に加えてご自宅で練習を加えて週3時間の練習量をクリアしてほしいですね。
週1回/60分受講の場合ですと、授業に加えてご自宅でそろばんの時間計測→間違い直し、暗算を時間計測→間違い直しの一連の流れを2日行うと週3時間をクリアすることが可能です。
また、初心者・上級者問わずに次回までに3日以上、日数が空くとどうしても指や判断力が鈍り、スピードが遅くなります。
そろばんは、ゆっくり計算して良いのであれば、そろばんでの計算方法を覚えれば誰でも出来ますし、わざわざそろばんを習わなくても筆算を習いますし、電卓もありますからね。
極端な例をあげると、みとりざんの10級を取得していれば、4級のみとりざんを時間をかければ解けますが、これでは「4級が出来る、4級に合格した」とは言えませんよね。
「合格基準」があるので、「ゆっくりやって正解する」ではダメで、習得中の内容に沿った計算スピードが必要です。
スピードを安定させることはもちろん、今習得している内容や復習している内容を「計算方法がわかる」「計算方法を知っている」ではなく、「合格出来る」状態になるためにも、次回までに日数を開けず、少なくても2〜3日に1度は必ずそろばん・暗算の練習をしてください。
そろばんは、年齢や才能、頭の良さなどは関係なく日々の継続が大切で、練習時間によって差が大幅に開きます。
週3時間以下の練習では、新しい内容を習得するまでの期間および、合格基準に達するための計算スピードが身につくまでに、倍以上の時間がかかってしまいます。
いま一度、そろばんを習ってどうなりたいのか、今の練習量で辞めるであろう時期までに目標に到達するかをご家庭内で話し合ってみてくださいね。
なかなか新しいところに進まない、進級しない、上手にならないなどのお悩みがあれば、まずは練習量が足りているか(週3時間)を確認しましょう。
練習量が足りている場合は練習の「質」を見直したり、通っている教室の先生に原因を確認してみましょう。
この時に納得する答えが先生から貰えない場合は、別の教室へ転塾を考えるのも1つです。
当教室では、目標に合わせた練習メニューや練習時間の提案をするので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、長くなりましたが2024年は大変お世話になりました。
新年もよろしくお願い致します!
良いお年を♬.*゚
投稿者プロフィール
-
6歳から19歳までそろばん教室に通塾。
全国大会・地方大会多数出場&優勝・入賞経験多数。
29歳からそろばん講師を始め、
オンラインでのマンツーマンレッスンを中心に
現在は30名の生徒を指導中。
趣味は、ゲーム、アニメ、漫画、映画、
YouTube、ネイル、手芸、食べること。
生粋の大阪人です。
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